燃料分析
環境や燃焼機器への影響を評価するため窒素・硫黄・塩素の含有量調査、さらに必要に応じて灰中の重金属分析などの調査を行います
当社では、発電所で使用する石炭や油などの燃料分析の経験と技術を活かし、その他様々なご要望にお応えします。
例えば、生ゴミや木クズなど動植物性ゴミを利用したバイオマス燃料の分析も行っております。長年の燃料分析の経験と技術を活かし、様々なご要望にお応えします。
身の周りにある重油や軽油などの燃料は、
『安全に使用するため』
『環境に負荷が掛かり過ぎないようにするため』
に、用途に応じてJISによる要求品質が定められています。
また、工場や発電所で使用する油、石炭類にも同様の要求品質があります。石油高騰や環境問題への対応から、再生燃料や低硫黄燃料など様々な種類の油が燃料として市場に出回っています。しかし、その中には、性状が不明確なものもあり、ポンプやコンプレッサーなどの機械装置の劣化原因になることがあります。
対象 | 石炭・木質チップ・RPF・汚泥・石油類など |
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分析項目 | 発熱量(高位,低位) 水分,灰分,密度,揮発分,有害物質 元素分析(C,H,N,(O),S,Cl) |
目的とおすすめ項目
- 主要成分を知りたい
(C,H,N,(O)など) - バイオマス発電固定価格買い取り制度(FIT)に対応したい
(水分,低位発熱量など) - 発電設備や燃焼設備に悪影響を及ぼす腐食性物質を確認したい
(F,Cl,Sなど) - 排ガス中の環境汚染物質調査をしたい
(N,S,Hgなど) - 肥料としての有用性調査をしたい
(N,P,Kなど)
上記項目以外にも、お客様の目的に合わせた各種分析を行っています。
硫黄分析計
揮発分計
自動試料燃焼装置